こんにちは。
キャベツって1個使い切るのわりとたいへんですよね。
そんなときに丸ごと使い切りできる
乳酸発酵食『ザワークラウト』を仕込んでみませんか?
『ザワークラウト』といえば
ビアホールなどへ行くとある
焼いたソーセージの横についてくる
酸味のあるキャベツのサラダです。
この酸味はお酢に漬けたのではなく
乳酸発酵させることで出てくる自然の酸味です。
ドイツの漬物的な存在です。
自宅でも簡単に作ることができて
プシューッとガスが出てくるのもおもしろいですよ!
乳酸発酵ザワークラウトの作り方
キャベツと塩さえあればすぐできます!!!
日持ちするので常備菜にもなります。
・キャベツ 1個(約1キロ)
・塩 20〜30g(キャベツの量の2〜3%)
<作り方>
①キャベツは葉を1枚残してせん切りにする。
ボウルにキャベツ、塩を入れてかさが半分くらいになるまでよくもむ。
②ギュッと水分を絞りながら保存びんへ空気がなるべく入らないように、
ぎゅーぎゅーに詰める。
残しておいた葉をたたんでフタにし、絞った水分を注ぐ。
③保存容器のふたをしめて、常温で2〜3日おく。
緑色から薄い黄色っぽくなり、酸味が出てきたら完成。
フタをあけるときにガスが上がって、水分が勢いよく出るので注意!
☆夏場は1〜3日、冬場は3〜5日目安。
<保存方法>
冷蔵庫で保存。保存状態がよいと1年くらい持ちますが、
2〜3か月目安に食べ切るのが安全です。
✅失敗させないコツ
・保存びんはしっかり消毒する
・調理道具は清潔なものを使う
・新鮮なキャベツを使う
・発酵するときは水分に浸かっている状態をキープ
✅この状態は失敗かも!残念ですが捨ててください…
・塩からくて酸味がしない
・キャベツの色が変わらない。または茶色
・糸がひく(これは完全に腐敗です!)
・雑巾のような腐ったニオイがする
☆発酵は環境によって左右されるのでこまめにチェックしてください!
見た目、ニオイ、味に不快感があり、拒否反応があるなら捨ててください。
キャベツのせん切りは
スライサーだと早くてラクですよ!
また、ローリエ、クミン、粒こしょう、赤唐辛子などの
スパイスを加えて作るのもおいしいです。
YouTube動画⬇️
チーズとろり♪ザワークラウトでホットサンド
まずはシンプルにおいしさを楽しみましょう!
ソーセージとの相性はバツグンです、
・好みのパン (バゲットがおすすめ!)
・ソーセージ 1本
・とけるチーズ 適量
・ザワークラウト 適量
<作り方>
①ソーセージはプライパンで焼く。
②パンに切り目を入れ、ザワークラウト、①をはさむ。チーズをのせてオーブンやトースターでチーズがとけるまで焼く。
③取り出して、好みでケチャップ、マスタード、タバスコなどをかける。
酸味が和らぐ!ザワークラウトで発酵ぎょうざ
キャベツと肉の割合はお好みで調整してください。
多めに作って片栗粉をまぶして冷凍保存しておけば
食べたいときにすぐに食べられますよ。
・豚ひき肉 150g
・ザワークラウト 150g
・おろしにんにく 1片分
・おろししょうが 1かけ分
・しょうゆ麹(またはしょうゆ) 小さじ1
・餃子の皮 20枚
・ごま油 適量
<作り方>
①ボウルに餃子の皮をのぞいて全て入れ、よく混ぜ合わせる。
②餃子の皮に包む。
③フライパンにごま油を入れて中火で熱し、餃子を並べ入れる。
約3分焼色がつくまで焼いたら、熱湯を注ぎ(フライパンの高さ1/3目安)ふたをして約3分蒸し焼きにする。
④ふたをとり、強火にして水分を飛ばしたらごま油を回し入れて約1分焼く。
YouTube動画のほうに
「ザワークラウト の酸味が苦手なんですが、これなら食べられそうです!」
というコメントをいただきました。
確かにどくとくの酸味があるので
苦手な方もいるかもしれませんね。
ひき肉と混ぜ合わせてしまうのと
焼いて加熱するので酸味がやわらぎます。
そのまま食べても酸味はさほど感じず
タレをつけたらさらに気になりません。
酸味が苦手な方にもぜひお試しいただきたいです。
YouTube動画⬇️
まとめ
『ザワークラウト』は整腸作用のあるキャベツが原料。
発酵させることでさらに腸内環境を整えたり
それにより便秘を解消、美肌効果も期待できます。
加熱せずに食べるほうが乳酸菌が生きているので
整腸作用、腸内環境を整えるにはおすすめ。
体がどうのこうのというよりも
まずは作る楽しさを体験していただきたいです。
何か参考になれば幸いです。
<<<カモシーきよえ